なかなか更新しない たつのいえ のブログ
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2017. 7/28 ( 雑記 イタリア出張日記 9 )

#イタリア出張日記 9 イタリアの電車


そうこうしていると、あっという間にボローニャへ帰る時間になってしまいました。 帰りはトレニタリアの1番安い車両にしてみました。 駅で待っているのですが、帰りの電車がなかなか来ません。 イタリアでは時間通りに電車は来ないと聞いていましたが、その通りでした(トレニタリアの方だけ)。 駅に電光掲示板があり、発車時刻の10分程前にどの電車が何番ホームになるのか表示されます。 それまでは誰にも(駅員さんにも)分かりませんので緊張が続きます。 私の乗るはずの電車の欄には発車時刻になっても何も表示されませんでした。 ボローニャ行きの最終便だったので間違えていないか焦りました。

結局帰りの電車は " 発車時刻の10分後 " に到着しました。 掲示板に表示が出ると沢山の観光客と思しき方たちが一斉に走り出しました。 私もつられて走りました。 実際には急がなくとも10分くらいは停車していました。

こんな感じでも一応暮らしていけるんだな...と率直に思いました。 まあ、今回お会いしたイタリア在住の日本人数人の方は、日本へ帰れるものなら今すぐ帰りたいとおっしゃっていましたが...。


やっぱ無理かなと思いつつ、つづく


2017. 7/26 ( 雑記 イタリア出張日記 8 )

#イタリア出張日記 8 ヴェネツィア その2


取り合えず、王道のリアルト橋経由でサン・マルコ広場へ向かいます。 橋の付近は土産物屋がひしめきあいとても込み合っていました。 この近辺はバーカロと呼ばれる立ち飲み居酒屋が沢山あるとの事だったので、一杯ひっかけようと出発前から思っていましたが、人が多くてゆっくりする感じではありません。 早々に通過し広場にたどり着きました。

世界一美しい広場と呼ばれているようですが、正直そう思いませんでした。 増築を繰り返しているのか海との関係性が良くありません。 潮風を防ぐためにわざとそうしたのでしょうか。 それと関連していますが、日光との関係性も良く感じませんでした。 とても濃く強い影が常に出てしまいます。 島国の日本に比べて水蒸気が少なく、日差しが強いから余計にそう感じるのでしょうか。 それとも単に好みの問題でしょうか。 ただ、建物の装飾や彫刻は凝っていて面白かったです。 大鐘楼は行列で上れませんでしたので、広場南の海岸沿いでぼーっと潮風に吹かれていました。 対岸にも街並みが見えて眺めがよかったです。

ヴェネツィアに限らず街をふらついていると、ガイドブックに載るような所でなくても、教会などの古い建物の壁や天井で宗教画を目にします。 到底自分には描けないようなものばかりで感心してしまいます。 しかし、私はこれがどうも苦手です。 ある特定の目的のために描かれているからでしょうか、自分の居場所が無く息苦しいのです。

雑誌や写真集に載るような絵になる所が、そこかしこにフツーにありました。 これは写真集が沢山できすぎて困っちゃいます。

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しかし何時間か歩いているとなんだか街のリズム?を単調に感じてきました。 家や橋はゆがんでいて、いかにも手作りといった感じなのですが、一周まわって無機質?のように感じなくもありません。 ほとんど緑がないからでしょうか、人造地なので起伏がないからでしょうか? 同じような景色が続きます。 個人的にヴェネツィアはあまり居心地がよくありませんでした。


あくまでも私の感想ですよ。と断りつつ、つづく。


2017. 7/24 ( 雑記 イタリア出張日記 7 )

#イタリア出張日記 7 ヴェネツィア その1


せっかくだから少し他も見て行こうということで2日延泊することにしました。 1日目は日帰りでヴェネツィアに行くことにしました。 なぜヴェネツィアにしたのかと言うと、いちばん能天気そう(そんなわけない)だからです。 貧困な私の想像ではゴンドラに揺られながら旨い物を食べ、酒を飲み、気分が良くなって歌っていたら日が暮れる毎日を送っている人たちの街。 仕事で疲れているのに何も考えたくありませんからね。

Bolonga Centrale(ボローニャ中央駅)からヴェネツィアのSanta Lucia(サンタ・ルチア駅)へ向かいます。

7a.jpgボローニャ中央駅


イタリア国内主要路線では国鉄Trenitalia(トレニタリア)と私鉄Italo(イタロ)があります。 相互に乗り入れているようでしたので、乗る時間によってどちらかに限られる場合があります。 私の時間はイタロしかありませんでした。 乗車券を買おうと券売機の前に立ちました。 すると誰かが寄ってきて私の行先などを聞いて券売機を操作し、代わりに乗車券を買ってくれようとします。 実はこれは親切という訳ではなく、ある種の物乞い行為なのです。 すべての操作が完了してしまうとチップを要求されます。 本人もしたくてしているのではないと考えられますが、私は知っていたので断りました。 その後、電車に乗り1時間半ほどで着きました。 車窓からは草原や畑の緑の中に煉瓦色の家の並ぶ集落や、緑に包まれつつある廃屋などが見えました。 美しくていつか絵を描きながら旅が出来たらいいなと思いました。

7b.jpgサンタ・ルチア駅

7c.jpg駅前の橋上から


駅は意外にもすっきりとした造形でかっこよかったです。 駅から出るとすぐ運河でしたが、想像と違い水はとても汚かったです。 歩き始めると分かりますがとても特徴的な街の作りです。 入り組んだ路地が運河と相まって正に巨大迷路です。 方向感覚には定評のある私ですが迷いかけました。 おとぎの国に迷い込んで出られなくなったなんて、絵本にありがちな設定をそのまま実践できます。


むしろ永遠に迷い込んでいたい衝動を抑えつつ、つづく


2017. 7/21 ( 雑記 イタリア出張日記 6 )

#イタリア出張日記 6 Bologna Childrens Book Fair 2017 その2


3日目は私にアポイントを取ってくださった出版社の方と話した後、ブースに名刺を置いていってくださった方の所と目星を付けておいた所へ行きました。 最終日は相手の方が忙しそうで話せなかった所へ行ったり、不明確な点を確認して回りました。

また最終日は展示してある本を売る出版社が出ます。 初日から売る所は売っており、むしろそれが主の所も多いです。 立ち読みして気になっていた本を買い漁りました。 日本では見られない本も手に入りうれしかったです。 毎日が楽しくて仕方なかったので、終わってしまうのが残念でなりませんでした。

当たり前ですが、各国(各社)の本には傾向があり土地柄を反映しているのが分かります。 今回のフェアは54回目(54年目)なのですが、通信がこれほどまでに発達しましたので、きっとその違いはだんだん少なくなっているのでしょうね。

たつのいえ のブースでは、ちらほらと本を求めてくださる方がおられ、見本の本でよければということで譲ることにしました。  そのうち予備も無くなりお断りせざるを得なくなりました。 多くの巨大な出版社が大掛かりで綺麗なブースに沢山の本を並べるなかで、こんな小さな所の本でも見てくださる方がいて本当にうれしかったです。 今度来るときは本格的に販売する事もできたらいいなと思いました。 実際には本は重いので、持って行っても送ってもとても高くつくので難しいのですが。 また、その為か会場で本を販売しているのは、陸路で来られる近い国の出版社ばかりだった気がします。

今回の出張では多くの国の出版社と知り合うことができ、また出版の世界的な傾向も分かりました。 しかしそれよりも貴重であったのは、様々な国の方に自分の作品を提案してその反応を得られたことです。 まさかこんな日が来るなんて思いもしませんでした。
心からありがたく思います。


しんみりと、つづく。


2017. 7/19 ( 雑記 イタリア出張日記 5 )

#イタリア出張日記 5 Bologna Childrens Book Fair 2017 その1

5a.jpg会場入り口正面


お待たせしました、ようやく本題です。 それなりに準備はしてきたつもりですが、こういった形の営業は初めてのことです。 フェア開催1、2日目は片っ端から会場を回り、目星を付けつつ話せそうな所では話しました。 きっとお読みの方は 英語わかるの? と思われたことでしょうが、私は正直 わかる と言ってはいけないレベルです。 ただ助かったのは、母国語が英語ではない国から来られた方が大多数であったことです。 そのような方が話す英語は大変聞き取りやすく、またこちらからも通じやすいのです。 2日目は通訳の方についてもらったので、もっと円滑に進めました。

特にアポイントを取っていたわけでもないので、突然行って時間を取ってもらえるのか分かりませんでした。 展示を見て気の合いそうな?出版社に声をかけ、売り込み売り込まれつつ進みます。 片言の英語で話しかけてくるしょぼくれた東洋人をすぐに追い返すのも哀れに思ったのか、見るからに忙しそうななか予想していたよりも随分と柔軟に対応してくださいました。

会場もそれなりに広いので、しっかりすべてを見ようとすると丸2日くらいはかかります。 行った事のある方にしか分からない表現で申し訳ありませんが、東京ビッグサイト東館すべてくらいの広さでしょうか。

5b.jpg会場内風景

5c.jpg会場内中庭


会場が広い上に、ついつい他社の展示している本を立ち読みしてしまうので余計に進みません。 更には立ち読みに熱中するあまり、初日から たつのいえ の営業資料をどこかに置き忘れて見つかりませんでした。 予備を持っていたので2日目からは大丈夫でしたが、いったい何をしに来ているのやら...。

各国の出版社が一堂に会するので、沢山のイラストレーターが自分の絵を売り込みに来ています。 人気のある出版社には長い列が出来ていました。


またもや、つづく。


2017. 7/17 ( 雑記 イタリア出張日記 4 )

#イタリア出張日記 4 スーパー


次の日はブースの展示物を会場に搬入しました。 移動の際の破損もなく無事に飾り付けることができました。 大掛かりな物ではありませんでしたが、デザインでかなり悩みましたので喜びもひとしおです。 会場では沢山の施工業者が他社のブースを作っていました。 もう開催日前日の昼近くなのに進捗率は50%程に見えました。 イタリア人は本当にのんびりしていて、こちらがハラハラしてしまいます。 展示会公式アプリの公開もこの日でした。 また渡航前の話ですが、一般的には配布される筈の出展者用入場証が、出るのか出ないのかギリギリまではっきりしなかったです(結局出ましたが)。 これが国民性というのものなのでしょうか。 

そのあとスーパーへ買い出しに行きました。

4a.jpg

ただのスーパーなのにこの品揃え。 どれもすごくおいしそうに見えて目移りしてしまいます。 生ハムとチーズの種類がとても多く、カウンター越しに量り売りで買うことができます。 グラムと枚数のどちらでも注文できました。 長く列のできている時は、写真中央の黄色の物から番号札を引き、上の電光掲示板にその番号が表示されたら自分の番です。 よくある窓口のシステムと同じですね。

試しに1種類ずつ買ってみました。 生ハム(プロシュートの類)はやや塩味が強めですが、しっかりとした風味がありおいしかったです。 チーズ(名前は忘れました)はチーズと言われないと分からないふわっとしたかまぼこのようでした。 別の日には総菜を買ってみましたが、どれもおいしくて種類もあり気に入りました。 行きつけのスーパーとは別のスーパーに行ってみたら、こんなもの売ってた!みたいな楽しみが海外のスーパーには何倍もあります。 滞在中は殆どスーパーで食料を調達していました。


なかなか本題に入らず、つづく。


2017. 7/14 ( 雑記 イタリア出張日記 3 )

#イタリア出張日記 3 到着


ようやくお昼過ぎにボローニャ空港に到着し、空港からタクシーでホテルへ行きました。  そのあと周辺の乗り物やお店の確認をしつつ、旧市街へ行き軽く散策しました。 毎週土曜日はメインストリートが歩行者天国になるようで、この日も土曜日で沢山の人で賑わっていました。 何百年も昔の街が丸ごと(約2キロ四方)残っていて、そのまま今も使われているのに驚きました。 凡庸な表現ですが、映画の世界に入り込んでしまったかのようです。

3a.jpgボローニャの街中心部

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更に驚くのはこの規模でも大した観光地にもならないことです。 観光地として知られるフィレンツェやローマが、いかにすごい所であるかを想像できます。 日本であったら間違いなく一大観光地となるでしょう。


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夕食にはボローニャ発祥パスタのボロネーゼを食べました。
とてもまずかったです。
日本でボロネーゼと言うと濃厚ミートソースを想像されると思います。 しかし私の食べたものは直径3cm位に丸まったようなパスタの上に、塩と胡椒だけで味付けされた脂身の全くない挽肉が乗っかっているだけでした。
ソースはありません。
何とか水で流し込みました。
ぱっさぱさでコーンビーフをそのまま乗せたといった感じでした。
しかも2200円位しました...。

美食の都(ボローニャはそう呼ばれているそうで)なのだから何かの間違いだったに違いないと思い、後日ホテルのレストランでボロネーゼを注文しました。 わくわくしながら待って出てきたのは、丸まったパスタがきしめんになっただけで先日とおんなじでした...。


本場の味について答えの出ないまま、つづく。


2017. 7/12 ( 雑記 イタリア出張日記 2 )

#イタリア出張日記 2 ドバイの人


ドバイからの機内で隣の人に話しかけられました。 その人はSharjah(シャルジャ)International Book Fair というドバイで行われる本の展示会の執行役員の方でした。 拙い英語(もちろん拙いのはこちらだけ)で互いに自分の本やシャルジャの本の話をしました。 シャルジャには本が少ないようで、売りに来て欲しいとおっしゃっていました。 宗教上の表現の絡みなどもあるので、他国からそのままというわけにもいかず難しいのではないかと思います。 どんな世界観なのか、ドバイ産の本も読んでみたいですね。 余談ですが、くださった名刺は綺麗にデザインされたケース入りの高品質なもので驚きました。

更にその方も出展しておられたので会期中に挨拶をしに行ったのですが、大きくて洗練されたデザインのブースに美しい受付の女性もいてまた驚きました。 驚かされっぱなしでは悔しいので、今度行った時にはトイレで待ち伏せしてワッ!!と大声で驚かせてやろうと思います。


しょーもなく、つづく。


2017. 7/10 ( 雑記 イタリア出張日記 1 )

こんにちは たつのいえの鈴木です。
皆さまお元気でしょうか? もう自己紹介から始めなければならないくらい久しぶりの更新です。

今回は海外出張のお話をしようと思います。 長文になりますが、よろしければお付き合いください。


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#イタリア出張日記 1 出発


私は4月上旬に たつのいえ 始まって以来はじめての海外出張に行ってきました。
Bologna(ボローニャ) Childrens Book Fair というイタリアで行われる絵本専門の展示会に出展しました。 絵本に限定すれば世界最大の展示会です。 ヨーロッパを中心に世界中から出版社が集まります。

渡航費を抑えるためアラブ首長国連邦ドバイ経由であったので、家から現地ホテルに着くまで24時間以上かかりました。 成田からドバイまで11時間、ドバイからボローニャまで5時間のフライトです。 準備と移動でくたくただったのに、機内では寝つけずとても疲れてしまいました。 機内ではスマートフォンでゲームをしている方が結構おられ、日本人だけではないんだなぁと思いました。

ドバイ国際空港には空港内移動用の地下鉄が走っていました。 私はそれにうろたえましたが、断じて田舎者ではありません。 乗り継ぎのため外には出られませんでしたが、飛行機から見た風景は一面茶色でした。 どうやらドバイは砂の国のようです。

ドバイからの飛行機に乗り込むと、やたらと上機嫌な隣の人に話しかけられました。
その人は...。


いいところで、つづく。
(取りたてて書くほどの事もない地味な日々を送っていますので、このシリーズで半年引っぱろうと目論んでいます)


2017. 1/ 1 ( 雑記 )

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あけましておめでとうございます。
1年ぶりになってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今年は酉年いうことで飛翔の年にしたいと思っていますっ!
今年もよろしくお願いいたします。